外構・エクステリア工事の“ファサード”とは?|魅力とその設置費用を解説

突然ですが、皆さまは「ファサード」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
ファサードとは「建物の正面デザイン」を意味するフランス語で、英語のfaceと同根語となります。
いわば住まいの“顔”となる部分やスペースを指す言葉です。
美しいファサードデザインは、通行人を目を引き、住まう人間へも暮らしの充実感を与えます。
そんなファサード空間を華やかに彩るエクステリア製品を「ファサードエクステリア」と言います。
本日はファサードエクステリアの魅力を紹介するとともに、その特徴や種類、設置費用などについて解説をしたいと思います。
- 1. ファサードエクステリアの魅力・メリット
- 1.1. ① 外構デザインが“きわだつ”
- 1.2. ② 自然で意匠的な目隠しができる
- 1.3. ③ 毎日の帰宅が楽しみになる
- 2. ファサードエクステリアの種類
- 2.1. ■ フレーム(アーチ)
- 2.2. ■ ウォール
- 2.3. ■ ポール
- 3. ファサードエクステリア選びのポイント
- 3.1. ① デザインやスタイルを住宅と統一する
- 3.2. ② 素材やカラーを統一させる
- 3.3. ③ 植栽と組み合わせる
- 3.4. ④ 照明と組み合わせる
- 4. ファサードエクステリアの設置費用
- 4.1. ■ フレーム(アーチ)・設置費用
- 4.2. ■ ウォール・設置費用
- 4.3. ■ ポール・設置費用
- 5. まとめ
ファサードエクステリアの魅力・メリット
① 外構デザインが“きわだつ”

ファサードエクステリアをひとつ加えるだけでも、一般的な住まいより、頭ひとつ抜けた魅力的な空間にすることができます。
また、アプローチに“立体感”を演出させることもできるため、平面的になりがちなアプローチに、視覚的な面白さを与えることもできます。
② 自然で意匠的な目隠しができる

玄関前や窓の前に設置しても、フェンスに比べて、自然かつ意匠(デザイン性)のある“目隠し”をつくることができます。
植栽と組み合わせながら、向こう側が多少感じ取れるくらいの目隠しとすることで、狭さや圧迫感を感じさせない、奥行きのある気持ちの良い空間を演出することも可能です。
③ 毎日の帰宅が楽しみになる

通常、地面や壁面からの照明計画になりがちな門まわりも、ダウンライトなどの幻想的な照らし方をすることができます。
昼間は自慢のファサードとなり、夜間には住人を“優しく迎え入れる”あたたかな空間とすることも可能です。
上記の画像例は「LIXIL -MY FIRST FACADE- 施工例」より
ファサードエクステリアの種類
■ フレーム(アーチ)
支柱と梁で構成されたやぐら形のファサードエクステリア




■ ウォール
門袖や目隠しとして使用する壁形のファサードエクステリア




■ ポール
適度な目隠しや動線誘導に優れた柱形のファサードエクステリア




ファサードエクステリア選びのポイント
① デザインやスタイルを住宅と統一する

住宅のデザインが「和風」であれば、ファサードエクステリアについても和を感じ取れるもの(縦格子のデザインや格子など)を選びましょう。
デザインの統一がされていないと、ちぐはぐな違和感を生じます。
② 素材やカラーを統一させる

外壁に使われている素材(タイルなど)と同じ素材を使ったり、住宅のアクセントに使われている意匠材をファサードエリアにも導入してみると、住まい全体にまとまりがでます。
ファサードエクステリアの製品色は、ごちゃごちゃしないように3色程度におさめると良いでしょう。
③ 植栽と組み合わせる

“ファサードエクステリアのみ”で、ファサード空間を構成しようとすると単調なものになって、「なにか足りない・・・」と感じることがあります。
管理のしやすい植栽を選択して、彩りのアクセントとして配植しましょう。
④ 照明と組み合わせる

昼間のファサードと、夜間のファサードでまったく違った印象を与えることができ、ふたつの表情を楽しむことができます。
夜間の照明は「家に誰かがいる」ことを感じさせるため、防犯面でも効果があります。
上記の画像例は「LIXIL -MY FIRST FACADE- 施工例」より
ファサードエクステリアの設置費用
それでは実際にファサードエクステリアを設置した際、どのくらいの費用がかかるのかを紹介したいと思います。現場状況や商品の大きさによって金額が変わるので、目安としてご参考ください。
■ フレーム(アーチ)・設置費用
① LIXIL / Gフレーム(アルミ形材色)
費用:約14万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅3.0m×高さ2.4m ほど

② LIXIL / Gフレーム(木調色)
費用:約16万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅3.0m×高さ2.4m ほど

③ LIXIL / Gルーフ
費用:約40万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅2.0m×奥行1.0m×高さ2.4m ほど

■ ウォール・設置費用
① LIXIL / 有孔ブロックウォール
費用:約32万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅1.0m×高さ1.5m ほど

② LIXIL / ウォールスクリーン
費用:約47万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅2.0m×高さ2.4m ほど

■ ポール・設置費用
① LIXIL / スリットスクリーン(枕木材R 70×70)
費用:約33万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅3.0m×高さ1.5m ほど

② LIXIL / スリットスクリーン(格子 45×62 木調色)
費用:約56万円(製品代+工事代)
設置サイズ:幅5.0m×高さ1.8m ほど

まとめ
外構・エクステリアにおいて、意匠的に使用されることの多い「ファサードエクステリア」ですが、先述のように機能性をもたせて“夜間は照明装置”や“適度な目隠し”とすることもできます。
デザイン性・機能性もどちらも優先して、素敵な空間を演出するには最適な製品だと思います。
最近では、AIの発展やCG技術の一般化が進み、エクステリアメーカーが「画像合成サービス」の提供を行っております。
自宅の写真に気になった製品を設置した際の“設置シミュレーション”をつくれるため、気軽に自分にあったファサードエクステリアを選ぶことも可能になりました。
(参考:庭プラス|株式会社タカショー)
私たち・PLATINUM EXTERIOR でも、デザインソフトを用いて実際の写真に合成を行い、お客様にご満足いただけるような、製品選び・プランニングをしております。



こうした取組みを行っている業者への相談、シミュレーションサイトやアプリの利用が、後悔のないファサードエクステリア選びにつながります。
もしも・・・
・何から調べれば良いかよく分からない
・自分の考えをうまく整理できていない
・適切な判断ができているか聞いてみたい
といった場合は、専門家に相談することで方向性が明確になることもあります。
私たち・PLATINUM EXTERIOR は、業界初の工事記録サービスをはじめとして、暮らしに安心と品格を添える“本物のエクステリアづくり”を行っています。
まだ明確に商品や工事の仕様が決まっていない場合でも、お客様の優先事項に沿ったご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事の筆者
堀米 元樹
PLATINUM EXTERIOR/代表
二級建築士



